フラワーエッセンス療法中級講座・受講生の感想
報告が大変遅くなってしまいましたが、
9月10日11日に京都でフラワーエッセンス療法中級講座がおこなわれました。
内容的には参加者の内的な経験が花をとおして深まっていったのではないかなーと思うほど深い講座でした。
講師の高原さん(AFET会長でもあります)はフラワーエッセンス療法の豊富な臨床経験があり、経験からのお話も含め、参加者にもより深く沁みたのではないでしょうか。
講義ばかりではなく、自分が種になったら・・という絵を描いてもらったり、また、それが花が咲いたら・・・という絵も描いてもらい、それをみなでシェアしたり、花のカードから似た花を探したりという実習もやりました。
最後に自分でエッセンスを選び、それをシェアするというのもちょっと勇気のいることですが、シェアしてもらう側も勇気をもらったような気になりました。
参加された皆様、本当にお疲れ様でした!!
受講参加者からの感想をご紹介させていただきます。
☆ ☆
★とても感慨深い講習会でした。
たくさん色んなことが内面で2日間絶え間なく起り続けました。
終わったら自分だけの冒険物語を経験したような満足感がありました。
内面でも外面でも人生の岐路にさしかかり、なかなか前に進めなくて苦しい、という状態でこの講座にやってきました。
ですので、静かに楽しんで、終わったら心温まりました、という心のオアシスみたいな感じで、リラックスしていればいいな・・・。 そういうのになるのかな、と想像していましたが・・・。
しかし全然違ってました!! (汗)
始まってみると内面がものすごく掘り下げられた、つまり感覚や感情が揺さぶりまくられ(笑)でした。
フラワーエッセンス療法学会の講座は実は体育会系だったのか?なんて思った次第です。
何をやっても聞いても、心の深い何かに触れて内面では大変でした・・・・。
花の絵を描いている途中で、日常では感じない激しい感情が湧きあがり、もうどうしていいかわからなくなりました。
叫んだり、走り回りたくなったりしました。 やりませんでしたけど・・・。(汗)
抑えるために、そのエネルギーを絵に全部こめるように意識を集中して描きました。
描いている私は自分でも写真を見ると怖いです・・・。(笑)
その花の絵を今見てみると、私にとって癒しの道のりのマイルストーンのような気がします。 あるいはひとつの結晶のように思います。
フラワーエッセンス療法を始めたころ、プラクティショナーの方に 「自分はどんな花だと思いますか?」と聞かれました。
そのとき、自分が花であるなんてまず想像もできなかったのですが、無理やり 「日陰のスミレ」と答えました。
後日真剣に絵を描いてみようとしましたが、思いつかずフラワーエッセンスレパートリーの中の花の絵をそのまま真似て描いた、ということがありました。
でも今回は、描くまでに時間がかかりましたが、自分のイメージを使って描くことができました。
描いた花は、生命力や、人間臭さが充満して、生きる気力を自分では感じます。
自分では、長い葛藤をくりかえしても、外面的にも内面的にも見える進歩がないし、はっきりとした希望も見えない。 そう思っていました。
でも花の絵を描いてみて思いました。
自分は花ならこういう感じと、今は描くことができた。 しかもけっこうその花は力強い。
人にはわからないけど自分はがんばってきた。 進歩もそれなりにあったんだ。 と、思いました。
他の方の描いた絵も見せていただき、個性豊かなみなさんの花が1人1人違うのが興味深かったです。
バックやFESのエッセンスの歴史や説明、絵を描くこと、エッセンスのブラインド、花の動画、それぞれのエッセンスの詳しい説明、エッセンスを服用している時の過ごし方、癒しの過程、夢の解釈、植物観察の仕方、エッセンスの選び方、組み方、アファメーションの作り方、最後にシェアなど・・・。
内容がてんこ盛りでした。 どの部分の講座の内容でも、自分の中の何かに響いてきました。
そして花や木の動画はすばらしかったです。 あれが見れて本当によかったです。
実際の花や木は(動画からの想像ですが)自分が写真を見たり、定義を読んだりしたものとは、また違った印象がありました。
ダイナミックだったり、大らかだったり・・・。 生きている人間に実際に出会って、動いたり話したりしているのを見るようでした。
動きがある花や木を見ると何かがしっくりきました。
そして今までエッセンスを自分の枠の中だけで理解していたことを動画や説明で知りました。
私の中では、このエッセンスはこう、という決めつけがしっかりできあがってしまっていました。
その決めつけを、この動画を見ることで気づくことができました。
いろんな花や木は、まだまだ自分には理解しなかったり、知らなかったことがたくさんあったんだと思いました。
決めつけをしないで、ゆったり好奇心をもってこれから花や木を見て行こう、教えてもらおう、と思えました。
それはもしかしたら、私の自分自身や人の見方に気づきをくれたのかもしれません。
動画を説明される高原さんの声が、寺院のお香の匂いがするチャントのように聞こえました。
花や自然が美しい動画と、高原さんのチャントのような説明の声が合わさって、私には部屋がとても静謐になったように感じました。
それが内面の深いところに届いて、私の中がしんとなりました。
その空気の中のいろんな花のバックの解説は、こみ上げるものがあり、大泣きしてしまいました。
あれはとてもすてきな時間でした。
情報も知識もたくさん、たくさん下さいましたが、半分もおそらく頭ではわかっていません。 でも身体や心が大切だと思ったものは残っているような気もします。
2日間全ての講義が終わった後、長丁場の心理療法を受けたような不思議な感じがありました。
新しい自分を知る芽が、講座を受けている間に芽生えたのかもしれません。
そして頭では全然何も考えてなかったのに、エッセンスを選び終わり、アファメーションを作った後、私の岐路に対する答えがいつのまにかはっきりと出ていました。
いつのまにか心の苦しさもやわらいでいました。
強張っていた身体も自然に弛んでいました。
びっくりです。 まさかこんな展開になるとは・・・。 この講習会で、今の苦しい自分をまとめるところまで自分が行くとは全然!!思ってもいませんでした。(ごめんなさい)
ですので、まとめることができた自分をこの安全な空間で固定したいと思いました。
みなさんにシェアすることで、勇気を持ってこのエッセンスの願いと共に生きていきたい自分をはっきりさせたかったのです。
それで自分が選んだエッセンスと自分が作ったアファメーションをみなさんにシェアしました。
遥か昔、王さんのフラワーエッセンスの講座で、勇気を出して自分が選んだエッセンスのシェアをさせていただいたことが一度だけあります。
その時の、王さんやスタッフのみなさん、参加されているみなさんのやさしさや励ましをいただき満たされた経験がありました。
今回も、私のささやかですが自分が選んだエッセンスたちから得たい願いを、温かくみなさんに包んでいただけたように感じました。
シェアができて本当によかったなあ、と思います。 みなさん、ありがとうございました。
他の方の選んだエッセンスへの思いや、アファメーションのシェアも聞かせていただき、興味深かったし、感動しました。
みなさんの歩まれた道のりそのものに触れさせていただいたように思います。 ありがとうございました。
私にとって、絵を描くこと、エッセンスを選ぶこと、講義を聞くことなどの、ありとあらゆることが、自己の癒しに繋がっていったのだ、と感じています。
自分で選んだエッセンスボトルをいただいた後に、会場の部屋の空気を持って帰りたくなりました。
それでエッセンスボトルに部屋の空気が込められるように願ってみました。
帰った後は、冷蔵庫に入れて、今のエッセンスが終わったら飲んでみたいと思っています。
(一度だけ我慢できず飲んでみましたが、ふんわり身体が羽が生えたように軽くなってびっくりしました。 こんな感じは初めてです。 一カ月続けて服用するのが楽しみです。)
フラワーエッセンス学会の講座は確かなよいものだといつも感じます。
そう思うのは、学会を支える人たちに信頼を私が寄せているからだと思います。
学会を支える講師の方たちやスタッフのみなさんの、エッセンスや自然や人への思いの深さや熱意や誠実さを長年感じてきました。
社会はいろいろあり、混沌として辛い気持ちになることもあります。
でも学会のみなさんの姿を見ると、社会にはまだまだいいところも、信じれるものもある、と思えます。 私にとって安心できる場所のひとつになっています。
私は学会の講習会に来ると、学会を支えてくださるみなさんの中に、講習会に来られるみなさんの中に希望を見るのだと思います。
その希望が、私の希望と繋がって、私を少しだけ強くしてくれるような気がします。
高原さん、スタッフのみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
(準会員・R・Nさん)